今日も一人芝居

kirbynyao : さあ、とうとう明日で帰省も終わりです。
kirbynyao : 見慣れた顔も、低くなった天井も、夜のカエルの鳴き声も・・・三ヶ月はお別れです。
touko     : 1週間、か・・・。長かったような短かったような・・・。
kirbynyao : うん。そこで実家の人たちに素敵な別れ際の言葉を用意してるんだ。
touko     : へぇ、どんな言葉?
kirbynyao : (後ろへ振り向きながら)『僕にもレポートというものがあるのでね・・・』と。
touko     : ・・・・・・(;-_-)
kirbynyao : 優等生らしいだろ?
touko     : 1万歩譲ってコレが素敵だとしても、あんたは優等生じゃないわ。
kirbynyao : なんと!
touko     : もし“優等生”なら、本当に“優等生”なら・・・
touko     : 何度も振られたりしないでしょぉっ!!
kirbynyao : !! ・・・って、そうなのか?
touko     : 何か輝くものがあれば、そうそう振られたりしないでしょ。
kirbynyao : あー。
touko     : このやる気のなさですでに減点170くらいね。
kirbynyao : え、1000点満点?
touko     : もちろん100。
kirbynyao : ・・・・・・。 別にいいんだ、僕は別に目立つ必要なんて・・・(ボソボソ)
kirbynyao : あ、でも、従妹(いとこ)に合コンに誘われたよ?
touko     : それは何の弁解にもなっていないばかりか、儚さ炸裂ね。
kirbynyao : あぁぁ・・・・・・
touko     : それでは皆さん、また今度っ♪
kirbynyao : うわぁ、裏モード・・・
touko     : ニッコリ(^-^#) 
 <バキッ>
kirbynyao : (。A 。 )・・・・・・(返事がない。ただの屍のようだ。)