登場人物

Shinji  : いや、俺に言われても……

kirbynyao: 何を言っているんだ?君は。君は僕の盾だろう?

Shinji  : 初登場でその位置づけは無いだろ……。

kirbynyao: え、じゃあ、す――

Shinji  : スケープゴートって言うのもナシにしてくれよ?

kirbynyao: ……。

      おや、おはよう、タニシ。

Shinji  : 勝手に仕切りなおすな!

      そして俺は『タニシ』じゃねぇ!『谷 シンジ』だ!

kirbynyao: (´﨟`)

Shinji  : 不満そうな顔をするな!

kirbynyao: あ、せっかくだからみんなも紹介しよう。
kirbynyao: ちょっと変わったお兄さん、アキト君。
Akito  : ハロー、エブリバディ。
kirbynyao: ……。まともな女の子ミサキちゃん。
Misaki  : よろしく。
kirbynyao: ああ、グッドです、ミサキちゃん。さて最後に怖いお姉さん、トウコさん。
Touko  : みなさん、よろしく。
kirbynyao: ……この猫かぶりめ。
Touko  : 待遇の差がずいぶんあるのね。(^-^#)
kirbynyao: ふ。ミサキちゃんとお前らを同等には扱えんからな。
Misaki  : それではみんなが可哀想ですよ。
kirbynyao: う……。
Touko  : まあ、今回はいいわ。それにどんどん人が増えそうな気もするし。
kirbynyao: そして忘れられる者も……。



手製「ライト・セーバー」爆発、2人重傷 英国



Akito  : これは、つまり……。 ……よし、状況を再現してみよう。

      シンジが『20歳の男性』役、美咲が『17歳の少女』役な。

Shinji  : えぇ〜?俺、大人かよ。

Misaki  : マニアな少女役ってこと?

Akito  : さあ、いってみよー!

S&M   : 無視すんなっ!!




――――予想再現開始――――


Shinji  : ふはははは! 完成したぞ!ミュ――じゃね、ライトセイバーがっ!

Misaki  : とうとうやりましたね♪博士。

Shinji  : 俺にはライトセイバーがある。こんなにうれしいことはない。

      さあ!宇宙を飛び交うMSどもを墜としに行くぞ!

Misaki  : 待ってください博士。まだ、動作試験を行っていません。

      ……それからでも遅くは無いかと。  ←越後屋風味

Shinji  : むぅ……。そうだな……。      ←悪代官風味

――準備中……

Misaki  :  ←計器の確認役。

Shinji  :  ←ライトセイバーの使用者役。

Misaki  : では動作試験を開始します。博士、スイッチを入れてください。

Shinji  : よし! 俺のこの手が光ってうなるっ!!

Misaki  : あなたのスイッチが入ってどうするんですか。

Shinji  : あ。ワリィ、ついつい。 ……では気を取り直して、

      スイッチ・オン。Nuclear-Drive始動!

ジュビーーーーッ!

S&M   : …………。

Misaki  : 粒子密度良好。質量変化ほぼ0。冷却装置正常。現在温度16℃。

      モーメント、運動エネルギー、ともに発生はありません。

      そちらはどうですか?

Shinji  : よし、成功だ!

ピコーン、ポコーン――

Misaki  : ? なんでしょうか、この音は?

Shinji  : ん、今何分だ?

Misaki  : え〜と、始動から2分40秒が経過していますが?

Shinji  : コレは3分経つと自動的に消滅するように設計してあるんだ。

Misaki  : な、何でそんな機能をつけたんですかっ!

Shinji  : いや〜、一度やってみたかったんだよね。

Misaki  : 何でもいいから早く止めてくださいよ。せっかくの研究の成果が。

Shinji  : 結構すごいんだぞ、コレ?

Misaki  : いいから、はよ止めんかい。

Shinji  : わかったわかった。ポチッとな。

Shinji  : ……? あれ?

Misaki  : まさか……

Shinji  : ……ミステイクだったな。

Misaki  : なんてこと!

Shinji  : ところで、コレの消滅はすごいんだぜ?

Misaki  : えぇ?どんな風にですか?

Shinji  : デンジャーに逝くぜ?

Misaki  : ……。それって爆発――

Shinji  : するんだな、コレが。

ピ・・ポ・・ピ・ポ・ピ・ポ

Misaki  : あと2秒っ!?

Shinji  : クッ!  ←ライトセイバーを抱えて走り出した。

Misaki  :  自爆する気!?

      ……ってこっちに来るなぁ〜っ!!

ピ・ポーーーーッ!

Shinji  : ヘッ。やっぱ俺って不可能を可能に――

ドゴーン


――――再現終了(フィクションです)――――




Akito  : 感想は?

S&M   : 絶対こんな状況ではなかったと思う。