センター試験記念更新

いや、別に僕は受けてないんですけどね。センター試験
二年前か・・・。ちょっと懐かしいかも。
ま、そんなことは置いといて、
今日でセンター試験は全日程終了ですね。
受験生のみなさん、お疲れ様です。
どう見ても夢がひろがりんぐ。
本当にありがとうございました。
さぁ。僕の後輩たちはどうなったのかな、カナ?
僕も越えた山だ・・・。きっと何とかなるさ。
空も飛べるさ、ブーンだから。イヤッホォォォーーッ!!



バス停の怪

かびにゃ : なんだか知らないが・・・。
みさき  : バス停が捨てられていました・・・。
とうこ  : 捨てられてたって、どういうこと?
かびにゃ : 団地のゴミ置き場にバス停が置いてあったんだ。
みさき  : ゴミにまぎれて、ぽつんと。
かびにゃ : これではネコバスもまっしぐらだぞ。
しんじ  : いや、意味がよく分からん・・・。
あきと  : バカだな。それは新しいバス停『ゴミ置き場停留所』だ。
かびにゃ : お前は虹の島にでも行ってろ。
とうこ  : いいところよ、あそこは。
しんじ  : 掘り出し物がざくざくだろうな。
みさき  : レインボーアイランド・・・。
あきと  : それはまたの機会にさせてもらおう。今は研究で忙しい。
あきと  : しかし、こんな世の中だ。バス停が捨ててある程度、驚くことでもあるまい。
みさき  : そうなんですか?
かびにゃ : この街では不燃物は電話しないと取りに来てもらえないんだが・・・。
しんじ  : 電話?バス停捨てましたよ〜、ってか?
とうこ  : ふ〜ん。じゃあ、いつも通り、予想再現してみましょう♪
しんじ  : まじかよ。
あきと  : とうこ、横暴ぉ〜。
  ドガァァンッ!!
あきと  : ぐ・は・・・・・・
とうこ  : 何か言いまして?
しんじ  : いえ!なんでもないッス!すぐやるッス。


  −少年準備中−  NowLoading...


あきと  : 「ピポパポ・・・トゥルルルルル・・・ガチャ」
しんじ  : 「(カランカラン)あら、あきとさん。いらっしゃい。」
「あきと」はいつものように入り口から最も遠いカウンター席に座った。
しんじ  : 「ご注文は?」
あきと  : 「ブルーハワイアンを。ネギだくで。」
  ドスッ!ドスッ!
しんじ  : ぐぇっ・・・
あきと  : かはっ・・・
かびにゃ : (電話の音、意味ねぇじゃん。)
とうこ  : はいは〜い、やり直しね〜。
みさき  : ネギだくのブルーハワイアンって何ですか?
かびにゃ : 大人の事情だろ。


  −少年準備中−  NowLoading...


あきと  : 「ピポパポ・・・トゥルルルルル・・・ガチャ」
しんじ  : 「はい、もしもし、○○市役所です。」
あきと  : ムスカを呼べ。特急で。」
  スパァァンッ!
どこから取り出したのか「とうこ」は巨大なトゲ付きハリセンを取り出し、
天駆けちゃいそうなのスピードで「あきと」の頭をはたいた。
いや、どちらかと言うと・・・刺した?
あきと  : ・・・痛いじゃないか。
とうこ  : まじめに再現しなさい。次は・・・急所よ?
あきと  : ミステイクだったな・・・。
かびにゃ : (よく生きてるな。)
しんじ  : (さすが師匠だ!)
みさき  : 人ってあんなに血液あったんですね。
かびにゃ : いや、あいつは異常だろ。


  −少年準備中−  NowLoading...


しんじ  : 「はい、もしもし、○○市役所です。」
あきと  : 「すみませーん。不燃物、回収に来てもらえます?」
しんじ  : 「はい。住所と連絡先を教えてください。それと不燃物はどんなものですか?」
あきと  : 「うちの前にあったバス停。毎日毎日邪魔なのよねぇ〜。」
しんじ  : 「・・・・・・。」
  スパァァンッ!
しんじ  : バカな!?今のは完璧だったはずっ!
あきと  : な・なぜ・・・?
とうこ  : 裏声がキモかった。
かびにゃ : ヒデェ。
みさき  : 愛のムチです。


とうこ  : でもバス停が捨てられるなんて、世も末ね。
とうこ  : ・・・まぁ、いまさらだけど。
そう言いながら、「とうこ」は横に目をやった。
「とうこ」の横では三人の男が遊んでいた。

  −少年暴走中−  
かびにゃ : Unknown接近! アメーバか?いや、遅い?
あきと  : これが定めさ。知りながらも突き進んだ道だろう。
しんじ  : あれは、DG細胞!?やはりDガ○ダムの・・・。
かびにゃ : 知っているのか!?雷電
しんじ  : 小麦粉か何かだ。
かびにゃ : 嘘だっ!!
あきと  : 貴様!わしの正体に、まだ気づかぬかぁ!
かびにゃ : 誰だ・・・誰なんだ・・・。 君はっ!
あきと  : お前には分かるだろう。俺は――
かびにゃ : まさか!?それに乗っているのはっ!
しんじ  : 中の人などいない!
あきと  : いや、いるよ。
かびにゃ : 妖精さんだ!妖精さんが居る!
しんじ  : ラグナ!ラグナ!
かびにゃ : それは違うよ。で、こいつは一体何者なんだ?
あきと  : やーやー、我こそはギガゾンビなり〜。
かびにゃ : だれ?
しんじ  : ようじょだ!12歳以下だ!
あきと  : そんな日もあるな。
しんじ  : ねぇよ。
かびにゃ : ないのかよ。
あきと  : あ。接近しすぎて眠くなった。
しんじ  : なに言ってるんだよ!寝たら死ぬぞ!
あきと  : あはは・・・。もう、寒さも感じないよ・・・。
かびにゃ : えー。現在、室温は25℃となっております。
しんじ  : 俺と一緒に食の千年帝国を創るんじゃなかったのかよ!
かびにゃ : そんな話聞いてねぇよ。
あきと  : ごめんね・・・。私・・・もう・・・。
しんじ  : そんなっ、師匠・・・!
あきと  : 私の・・・PCは・・・はっ!死んでる場合じゃねぇよ!
しんじ  : 師匠?大丈夫なんですか?
あきと  : 聞いてくれ!それどころじゃないんだ!
しんじ  : 一体どうしたって言うんです?
あきと  : HDDをフォーマットしてないんだ!このままだと俺は生きていけなくなる!
しんじ  : 師匠・・・!
かびにゃ : 死ぬんなら、かんけー無いじゃん。
しんじ  : 師匠・・・あんたって人は・・・。
あきと  : さぁ、帰ろう・・・、僕たちの世界へ。
  Fin.


かびにゃ : 何か勝手に締められたんですけど。
とうこ  : お先真っ暗ね。