詩を書いてみる

見上げれば遠く澄んだ青空
探してみても雲ひとつ無い青い空
何もも無いから空の向こうが見えると思った
でも空には水色から群青色までの色があるだけ
だから僕は上を向いたまま目を閉じるんだ
目を閉じて感じるんだ あの空の向こうを
すると僕には見えるような気がするんだ
今まで僕の歩んできた道が
廊下のタイルの一枚一枚に歩幅を合わせていたあの頃
今の僕にはあの一枚一枚を踏むことは出来ない
あの空はいつもいつまでも続いていたから
僕のことを覚えているのかもしれない
尋ねても空は答えてくれないけれど
それでもいいと僕は思うんだ
この身体を包む懐かしさは本物だから